大谷翔平選手がドジャースへ移籍することが決定し、その契約金が全世界のスポーツ界で最高額の10年総額7億ドル(約1014億円)と話題になっています。
一般人からは想像もつかないような額ですよね…!
しかし、スポーツ選手でも税金を納める必要がありますし、経費もかかります。
大谷翔平選手が実際に手にする額はいったいどのくらいになるのか気になります。
そこで、大谷翔平選手の手取りでの年俸を調査して計算してみたのでご覧ください!
2024年大谷翔平の年俸は手取りで17億円!時給はいくら?
引用元:日刊スポーツ
大谷翔平選手の2024年の手取り年俸は、17億円です!
その内訳は、
- 収入:ドジャースとの契約による年俸、スポンサー契約による年俸(税金を除く)
- 経費:代理人や通訳への報酬
になります。
これを、睡眠時間を抜いた1日16時間で時給換算してみると、なんと時給は約26万円!
では、詳しくその内訳をみていきましょう!
大谷翔平のドジャース契約金から税金を引いた手取りはいくら?
引用元:THE ANSWER
大谷翔平選手は2023年12月にドジャースへ移籍することが決定しました。
10年総額7億ドル(約1014億円)での契約と報じられています。
大谷翔平選手の年俸は、単純計算で7000万ドル(約101.4億円)ですね。
ただし、この年俸から税金が引かれます。
大谷翔平選手が住んでいるカリフォルニア州は、非常に所得税が高いようです。
アメリカのスポーツ選手の税金に詳しいとされているロバート・パイオラ氏(※)(Robert Raiola)は、X(旧Twitter)で大谷選手が獲得する年俸に対し、約53.75%の税金が課されるとの見解を示しています。
税金の内訳としては、 連邦政府への税金で37%、 カリフォルニア州の州税として13.3%、 公共医療保険のメディケアに2.35%、 そして州の傷害保険の1.1%です。
日本の所得税と復興特別所得税、住民税を合計した税率は最高55.945%ですので、日本の方が税率はわずかに高いです。
引用元:マネーの達人
年俸101.4億円のうち、約54億円は納税されるということです。
しかも、大谷翔平選手は7億ドル(約1014億円)のうち、6億8000万ドル(約986億円)が後払いとなり、来季の年俸は200万ドル(約2億9000万円)のようです。
ということは、来季の大谷選手の手取りは約93万ドル(約1億3400万円)ですね。
大谷翔平のスポンサー契約料から税金を引いた手取りはいくら?
引用元: DECORTÉ
大谷翔平選手と現在スポンサー契約しているのは、2023年現在、13社です。
アメリカ経済誌フォーブスによると、2023年のスポンサー収入は3,500万ドル(47億円)とされています。
引用元:マネーの達人
この額は、メジャーでも最高額だそう。
スポンサー企業の一覧がこちらです!
- ニューバランス
- KOSE(コーセー)
- HUGO BOSS(ヒューゴ ボス)
- SEIKO WATCH(セイコーウオッチ)
- SAVAS(明治)
- 興和(バンテリンコーワ)
- 西川株式会社
- セールスフォース・ジャパン
- Porsche(ポルシェ)
- Oakley(オークリー)
- 三菱UFJ銀行
- ファナティクス
- JAL
スポンサーの中には日本企業もありますので、日本でのCM出演などに関しては日本の税率が適応されます。
日本の所得税と復興特別所得税、住民税を合計した税率は最高55.945%ですので、日本の方が税率はわずかに高いです。
引用元:マネーの達人
日本とアメリカの税率をおおよそ55%とすると、スポンサー契約料の手取りは1575万ドル(約21億円)です!
大谷翔平がかかる経費は?
引用元:東京新聞
大谷翔平選手が選手生活を送るためにかかる経費は、大きく以下の2つが挙げられます。
- 代理人への報酬
- 通訳への報酬
①代理人への報酬
引用元:Full-Count
大谷翔平選手の代理人は、ネズ・バレロ氏です。
米誌フォーブスによると、メジャーリーグでは、代理人の手数料は5%までと定められている。
(中略)
5%で計算すると、今回の大谷とドジャースの契約では3500万ドル(約50億8000万円)が代理人事務所のCAAに入る計算となる。
また、CMなどの契約は別で、10%~20%の手数料となるケースもあるという。
引用元:日刊スポーツ
単純に金額を10年で割ると、1年分で350万ドル(約5億)です。
大谷翔平選手の契約金の大半が後払いになっていることを考慮すると、おそらく一括ではなく分割での支払いになるでしょう。
さらにCM契約があればプラスαでの支払いが発生するかもしれません。
②通訳への報酬
引用元:産経ニュース
大谷翔平選手の通訳は水原一平さんです。
大谷翔平選手のかたわらで通訳以上のサポートをする水原一平さんも、かなりの有名人で人気者です。
そんな水原一平さんの報酬については、いくつか説がありそうです。
「一般的に優秀な通訳の場合、松井秀喜の通訳だったロヘリオ・カーロン氏は、8万ドル(1150万円前後)プラス地方遠征手当などが支給されていました。
またMLBの監督の年俸は意外と低くて、大多数は100万ドル前後、コーチも大物なら70万ドル前後はもらえますが、それ以外なら20~30万ドル程度ともっと低くなる。
以上をベースに考えれば、水原氏とて15万ドル、2千万円強がせいぜいでは」
引用元:デイりー新潮
水原氏は大谷の代理人事務所である「CAA」との契約で、大谷の年俸の1~2パーセントに相当する報酬を受け取っていると言われている。
大谷がドジャースと10年で約1014億円の契約を結んだことにより、雇用契約だけで同氏の年収は単純計算すると、約1億から2億円前後になるのではないかと噂されている。
引用元:THE DIGEST
推測されている報酬に幅がありますが、ドジャースとの大型契約を結んだ来季以降は、1億円でもおかしくないと思いますので、ここでは1億円と推定したいと思います!
まとめ
大谷翔平選手は、ドジャースと10年総額7億ドル(約1014億円)の契約をしました。
しかし、その多くが後払いになるため、2024年の年俸は約93万ドル(約1億3400万円)です。
スポンサー契約料の手取りは現時点で1575万ドル(約21億円)。
そこから、代理人への報酬350万ドル(約5億)と、通訳への報酬70万ドル(約1億円)が経費として差し引かれます。
つまり、大谷翔平選手の来季の手取りは、1248万ドル(約17億円)でした!
契約金の額からするとかなり少なく感じますが、それでも手元に17億円も残るのかと思うと、途方もない額ですよね。
しかし、大谷翔平選手の活躍は今や全世界が望んでいることですので、金額だけに注目することなくその活躍を楽しみに待ちましょう!